ベースボール白書

野球観戦、野球考察。活字ベースボールを届けます。『WBC 球春のマイアミ』をリリースしました。

2024-07-24から1日間の記事一覧

都市対抗野球2023〜一瞬の夏

リモートワークが増え、同じ部署でも同僚や上司と顔を合わせなくなった。たまに会うと仲はいいが連帯感は希薄になりつつある。もし会社に野球チームがあって、企業がひとつになれれば、どれほど楽しみが増すだろう。 アマチュア野球は夏にクライマックスを迎…

今永昇太〜横浜ダイヤのA

最後に横浜の埠頭に来たのは野球を題材にした映画『バンクーバーの朝日』のエキストラに参加した10年前。プロ野球のシーズン前でガランとした横浜スタジアムを見上げていた。今は真夏の熱狂空間に変わっている。 毎週のようにWBC戦士を追いかけているが、最…

社会人野球日本選手権〜晩秋の片隅で

大阪ドームでの日本シリーズが終わり、すぐに社会人野球日本選手権が開幕した。日本シリーズより楽しみな大会。今年で48回目を迎える。 11月8日(水)から19日(日)までの12日間、前年王者トヨタ自動車をはじめ、予選を突破した32チームが優勝旗である「ダ…

Baseball 5(ベースボール・ファイブ)の黎明

室内でやる野球があるという。ドーム球場ではない。体育の授業で使うような広さの。その名を「Baseball 5(ファイブ)」という。 5人制、5イニング、道具はゴムボールだけ。18mの正方形のコートの中で行う超コンパクトなスモール・ベースボール。小学生の頃…

佐々木朗希と宮城大弥〜ジョナサンの翼

9月になっても日中は夏。夕暮れが訪れてようやく秋がおりてくる。2023年9月10日(日)、ふたりのWBC戦士が戻ってきた。巨人の大勢、そしてロッテの佐々木朗希。 向かったのは海浜幕張。錦糸町で師匠と会い、総武線で西船橋。南船橋まで乗り継ぎ、武蔵野線に…

サンマリンの風に抱かれて

WBCを追いかけて6ヶ月。侍ジャパンの戦士を見るためプロ野球12球団すべての試合を観戦し、トーナメント制の野球を学ぶために高校野球の甲子園、全日本大学野球選手権、社会人の都市対抗野球にも足を運んだ。9月は台湾にU-18のワールドカップ、米国はフェニッ…

浅野翔吾〜あすなろ白書と無限の蕾

2023年4月。春風に誘われてジャイアンツ球場に来た。巨人の二軍戦を観るのは、8年前、同郷の岡本和真を追いかけて以来のこと。今はもう球場のシートも変わっている。平成から令和になり、ついに岡本和真のポテンシャルを超える高卒の野手が現れた。 浅野翔吾…

巨人vs.阪神〜伝統の一戦2023

日本のプロ野球の黎明期、「投」の沢村栄治、「打」の景浦將、「守」の苅田久徳と呼ばれた。東京セネタースという今な失きプロ野球チームに所属した苅田は日米野球を経験し、「内野の要は二塁手だ」と言ってショートからセカンドに転向したという。 「日本に…